裁判だけじゃない弁護士の仕事とは。

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遺言書の作成と弁護士

公正証書遺言の作成

自筆遺言書は細かく書き方が決められています。
その決まりが守られていないと、せっかくの遺言書が無効になってしまう恐れがあります。
公正証書の遺言書は、自分の遺言内容にのっとり公証人が作成します。
自筆すると有効なものとされない場合もありますが、公的な機関で作成されたものですから、効力も自筆遺言書よりも確実です。
公正証書遺言書を作成するには2人の証人が必要になります。
これは遺言の内容が正確に遺言書に記載されていることを確認することと、遺言が正当であることの証明のためです。
証人についても自分の友人や相続に関係のない親族から選ぶこともできますが、弁護士など専門に取り扱っている人にお願いすることもできるのです。
親族が少ない場合や相続トラブルに友人を巻き込みたくない場合など、専門家に依頼した方が問題がないと思います。

裁判以外の弁護士の仕事とは

市町村の無料法律相談や顧問弁護士としての企業からの相談など、弁護士の仕事にとって法律相談は切り離せないものです。
弁護士は依頼人の法律に関するトラブルを解決するのが仕事ですので、事前の相談により抱えているトラブルが裁判までいかず解決できることも多々あります。
依頼人が法的トラブルを抱えている場合には、依頼人の代理人となり相手方との交渉を行ったり依頼人の窓口になったりします。
交渉に必要な情報や資料などの取り寄せなども業務の一つです。
また、法律の専門家として紛争に解決方法を提案することにより裁判に至る前に示談や和解で紛争を解決を目指す場合もあります。
弁護士の仕事の目的は依頼人の利益であり、依頼された事件の全てが必ずしも裁判に発展するわけではありません。
むしろ裁判になる前のこうした交渉こそが、弁護士にとって重要な仕事なのです。